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看護学部米国オレゴン州ポートランド「看護研修」レポート

2013年9月1日〜8日、看護学部(国際関係論)の米国研修が行われました。参加学生10名と教員1名で実施された、今年の看護研修の行く先は、昨年のシンガポールから、米国オレゴン州ポートランド(シアトルの南です。)へと場所を移し、PSU(ポートランド州立大学)で実施されました。この研修の特徴は、PSUのインターナショナルオフィスが独自のナーシングプログラムを、病院、高齢者施設等と提携して実施していて、見学だけでなく、現地の日米のそれぞれの看護師、看護学生からの体験談、交流と看護学部、名誉教授による講義、医療技術センターでの実習や救命救急トレーニングなど、きめ細かな企画により、日米の医療・看護状況の相違など理解でき、看護学生にとって有意義な研修となりました。

[9月1日]

大学のバスに乗って成田国際空港に着き、添乗員の方と合流、デルタ航空DL−618便で出発。みんな、始めから盛り上がりを見せ、約9時間のフライトも、最新の画像モニターで、数えきれないくらいの映画(洋画はもちろん、邦画も!)やゲームで満喫し、思った以上に短時間の感覚で、現地時間の午後3時30分、ポートランドに到着しました。入国検査と通関を終え、ポートランド州立大学(PSU)のナーシングプログラムマネージャーの方に出迎えていただき、PSU専用バスで大学に直行しました。1週間お世話になる宿泊先のPSUのドミトリー(学生寮)に到着、チェックイン!オリエンテーション後、大学レストランにて歓迎ランチ、そして、学内キャンパスツアー、ポートランド市内散策(特に、スーパーマーケット(セーフウェイ)は、重要!)に出かけ、夕食は、ドミトリー・ブロードウェイホール内の各室キッチンにて、セーフウェイで購入した食材で楽しく自炊、一部屋に集まり、ライトパーティーを実施しました。

[9月2日]

研修2日目は、PSUインターナショナルオフィスのセミナールームで始まりました。看護学部大学院博士課程(オレゴン医科大学 (OHUS: Oregon Health & Science Univ. 以下、オレゴン医科大学と記載。)で学ぶ日本人ナース、現地の総合病院の癌病棟や小児病院で、正看護師として働いているナース等、3名の方々によるスペシャルセミナーがありました。現地日本人ナースの方々の留学・臨床看護体験談について具体的にお聞きし、学生からの多くの質問に対して丁寧な説明やアドバイスをいただき、学生の皆は、新鮮な驚きと刺激に魅了され、中には米国で働きたいという学生も出てきました。 午後は「マルトノマ滝」観光と、お待ちかねのアウトレットショッピングモール(ウッドバーンファクトリーストア)へ出かけました。その日、ちょうど米国の祭日、レイバーデー(労働感謝の日)で、多くの商品が30〜40%の値引きに加え、さらにその値段の半額となる特別の日でショッピングに最高でした。


[9月3日]


研修3日目は、オレゴン医科大学のパム・ヘリングス名誉教授の講義「アメリカのヘルスケア、看護の展望について」 を受講しました。へリング先生は、米国の医療保険制度が日本のような皆保険で無いことが恥ずかしいと話され、また、日本の少子高齢化をとても心配されていました。午後は8月にオープンしてまだ1ヶ月というカイザー・パーマネント総合病院を見学しました。全て病室は個室で、各室に医師・看護師用、患者用のインターネット用PCが完備してあるなど、最新技術が導入されていました。夕食は市街の素敵なレストランにて親睦ディナーを全員で!


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