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看護学部ハワイ「看護研修」レポート

■9月8日

4日目、早朝からバスに乗ってダイアモンドヘッドに向かいました。到着直後に激しい豪雨があり、誰も降りられず、バスの中で「これではハイキングは無理かもしれない」と思ったとたんに雨が嘘のように止み、私たちに「さあ、登ってハワイを見て、楽しんで!」と言わんばかりの大きな美しい虹が発生しました。これには、みな驚きましたがほんとうにラッキーでした。ハイキングと聞いていましたので、たいしたことは無いと学生たちをひょい、ひょいと抜いて登って行きました。しかし、次第に勾配がきつくなり、いくつかの急な非常に長い階段を年齢のせい(?)もあり、足が上がらず簡単には登れなくなってきました。今度は、若い学生たちに、ひょい、ひょいとどんどん抜かれてしまいました。頂上に着いたときには、汗だくで疲労困憊でしたが、ホノルルのその素晴らしい眺望と心地良い風で疲れも吹き飛びました。
その後、ハワイ最大の博物館、ビショップ・ミュージアムを見学。カメハメハ大王家直系の末裔(まつえ)にあたる王女の夫のC.R.ビショップが彼女の追悼記念として建てた博物館で、ポリネシア文化圏の学術的な収集品が展示され、ハワイの歴史に触れる事ができました。昼食後、全員でフラレッスンを体験し楽しい時間を過ごしました。特に水の流れを表すフラの手の動きは、とても印象的でした。

■9月9日

午前中は、現地大学生が看護学生6〜7人に1人同行し、バスやトロリーバスを利用して、ワイキキのホノルル水族館、アロハタワーやダウンタウンに点在する歴史的建造物を終日見学しました。昼食は同行の現地学生と一緒に食べ、学生にとって苦手な英語をなんとか使っていろいろな話をしていました。学生たちは自分の英語が相手に通じた時はとても嬉しかったと話していました。
今は看護の学習、実習に精一杯な学生たちですが、この貴重な体験による大きな刺激が、将来、英会話習得に大いに役立つのではと思いました。毎日のことですが、今日の夕方も多くの学生たちがワイキキに海水浴に出かけていきました。仲間たちとハワイの海を思う存分満喫したことでしょう


■9月10日

この日は、終日フリータイムです。いつものように、仲間たちとワイキキビーチへ海水浴に行く学生たち、アラモアナ・ショッピングセンターにグループで行く女子学生たちなど様々です。そして、今夜のディナーは全員でのフェアウェルディナーで、日系の鉄板焼きレストランでした。各グループごとにシェフが料理を担当し、目の前でジョークやパフォーマンスを交えながら、焼きたてのステーキを食べやすいサイズにカットしてくれます。そして、食べ終わったころに、お店に予め用意いただいたバースデーケーキを2人分、キャンドルを灯して、研修期間中に誕生日だった2名の女子学生をお祝いしました。
最後に、大変お世話になりました女性添乗員の方に感謝の気持ちをこめて、全員の集合写真と名前を書いた色紙を、代表の男子学生から贈呈し、とても思い出深いパーティーとなりました。


■9月11日

ついに最終日となってしまいました。ホノルル国際空港で最後のお土産ショッピングを楽しみ、無事帰国の途につきました。
今回の研修で、学生たちからは「日本とは異なる看護を間近で体験できたのはとても刺激的だった」「海外で働きたいという気持ちがより大きくなった」「この経験を糧にこれからも頑張りたい」などのうれしい感想が寄せられました。多感な若い学生の時にこそ、日本を脱出して日本では当たり前の常識が他の国々ではまったく通じないことを知っていただきたい。そして、さまざまな刺激のシャワーを浴びて、とにかく自分で考えて、自分の責任で行動できることの大切さを感じてもらい、これからの学生生活にぜひ生かして、有意義な人生を過ごしていただきたいと心から願います。


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