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看護学部マレーシア・クアラルンプール「看護研修」レポート

■9月4日

研修4日目は、マレーシアで最大規模のホスピス・マレーシアを訪ねました。CEO(最高責任者)で医師のエドニン先生による「ホスピス・マレーシアの活動」の説明を広いレクチャールームで受講し、その後、訪問看護師のスタッフ2名から、実際に携行する訪問バッグの中味を見せていただき、参加学生たちもその中の器具類を触って説明を受けました。この施設には大学医学部、看護学部の学生が講義を受けに来るそうです。午後は日本人会館を見学し、日本人会の方々から長期滞在ビザMM2H(マレーシア・マイ・セカンドホームプログラム)の説明と、マレーシアに長年住んでおられるご夫婦から、現状と感想などを伺いました。
その後、市内中心部の大規模なショッピングモール、特にその中に東京ストリートがあり、ここは、日本からのお店(日本でいう100円ショップ、とんかつ、うどん、そば、寿司、日本みやげ店など)がたくさん出店しているところで自由行動となりました。

■9月5日

研修5日目は、もうひとつの大学、ラムジー・サイム・ダービー・ヘルスケア大学看護学部を訪問しました。専用バスで到着すると、正門で民族衣装をまとった多くの看護学生が歓迎してくれました。大学内の会場に入ると、中国の旧正月のような飾り物が部屋中にあり、CEO、学長、学部長など大学関係者が大勢集まってくれました。そして、シャナツ・モージィ最高責任者からのご挨拶の後、歓迎パーティーが始まりました。インド系、マレー系、中国系の学生さんが民族衣装をまとって、民族舞踊を披露してくれたり、いろいろなゲームを一緒にしたり、お米を細かく角切りしていろいろな色を着色したものを使用して砂絵のように、床で素晴らしい絵を教えてもらいながら描いたり、手作りの料理をいただきながら、もてなしていただき、最後には、両国の看護学生、全員でディスコタイムとなり、パーティーもピークとなりました。
学生たちは、ここでも言葉の壁を超え、すぐに仲良くなりとても素晴らしい経験でした。そして、同看護学部の授業を参観した後、サイム・ダービー・メディカルセンターを訪問し院内を見学。欧州から導入された素晴らしい最新医療設備が整っていることに驚きました。


■9月6日→7日

研修6日目は、マレーシアの自然体験としてバトゥ洞窟に行きました。ここは、ヒンドゥ寺院で、ヒンドゥ教の聖地です。洞窟に行くまで、272段の階段を登るのが、もう大変でした。ヘルメットをかぶって洞窟を探検し、最終地点で外から光がさしている場所があり、それは美しい景観でした。その後、市内のチョコレート工場やお土産さん、ショッピングモールで買い物をし、最後の夕食会はスチームボートというマレー風の海鮮鍋でした。ここで、今まで学生本人には内緒にしていたバースデーパーティーを開催!お店に頼んでバースデーの曲を流してもらい、周囲のお客さんにも歌うのを手伝ってもらい、本人にとってもわれわれにとっても、楽しい最後の夜になりました。その後、クアラルンプール国際空港から帰国。充実した1週間の研修を終えました。関係者の皆さまに深く感謝申し上げます。


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